EALAI:東京大学/東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ | EALAI /ASNETテーマ講義 | アジアの食:―グローバル化の中でー

金曜5限(16:20~17:40) 教室:KALS(17号館2階)
担当教員:岩月純一
東京大学 東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ

アンケート紹介

2011.06.17(金)食のグローバル化と食文化①捕鯨問題を中心に

日本の場合、捕獲したクジラは油や食用に、資源として大切に利用されているのだから、むしろ奨励されるべきではなかろうか。食文化はその地域の環境に合わせて多様化したのだから、伝統的食生活は今後もなるべく続けていきたい。(2年・文Ⅰ)

捕鯨問題は、これまでゼミで出たテーマと同様に、複雑な要素がからんでおり、倫理的、科学的問題にとどまらないということを痛感した。今までは、「クジラの問題など関係ない」と思っていたが、実情を知ると本気で考察する必要があると感じた。このような複雑な問題を解決するには、メディアの一方的な報道や利権の問題など不公平な事柄を取り去ったのちに議論を始めるのが有用だ。(1年・文Ⅱ)

日本以外の国は、鯨油を取ったのち、クジラの処理はどうしているのだろうか。(1年・文Ⅰ)