EALAI:東京大学/東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ | EALAI /ASNETテーマ講義 | アジアの食:―グローバル化の中でー

金曜5限(16:20~17:40) 教室:KALS(17号館2階)
担当教員:岩月純一
東京大学 東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ

アンケート紹介

2011.04.15(金)「食料・農業政策提言のワナ:偽りの農業ブーム」

日本の農業がピンチなのは後継者不足ではなく土地の使い方が問題だったのは知らず、驚いた。(2年・文3)

平成検地を実際にやるとしたらどういう方法でやるのか。影響力の落ちているJAには無理であろうし、行政が直接行うのは無理だと思う。マスコミの異常なまでの農業持ちあげが気持ち悪かったのでなんとなくすっきりした。視聴者である都市住民自体にも原因あるんだなぁと。(1年・文Ⅰ)

政府の農業従事者に関する保護のいきすぎ。→世論はTPP反対派が多いが、私はむしろ推進すべきだと考える。日本は大規模農業に向かない国土。→「農業をやめれば所得が増える」のであれば、いっそ農業を排して所得を上げ、消費を活発化させた方が経済効果が上がるのではないか。(1年・文Ⅲ)

「担い手不足」のウソ?優秀な若者は転用の機会の障害?一番衝撃的だった。(1年・文Ⅲ)

データが無いお陰でとても分かりやすかったです。先生の実体験に基づいた話もとても面白かったです。学者は研究をしますけれど、解答を提示するものではないと思っています。可能性としては起り得るというだけであって、確実に起こるとは言い切れないので。それ故学者は正解(未来になってその通りになる)のこともあれば、逆も然りな科学者もいるのだと思います。ただ、だからこそというか、耳に優しい研究結果も耳が痛い研究結果のどちらかが抑制されることがあってはならないと思っています。(2年・文Ⅲ)

なぜ農地の不正利用を厳しく取り締まらないのか?(1年・文Ⅰ)

農水省は多額の費用をかけて広告を出して予算を獲得しているが、実際獲得した予算はどう使われているのか。(1年・文Ⅰ)

都市住民や識者の土地に対する意識を変えるのが農業の再生には大切であり必要であるが、誰がどのようにして先導し、またできるのか。(1年・文Ⅱ)

農地の所有者側に農業後継者を拒否する動きがあったとは…!こんなことはこのクラスの受講者以外に何人が知っているでしょうか。(2年・文Ⅲ)