EALAI:東京大学/東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ | EALAI /ASNETテーマ講義 | アジアの食:―グローバル化の中でー

金曜5限(16:20~17:40) 教室:KALS(17号館2階)
担当教員:岩月純一
東京大学 東アジア・リベラルアーツ・イニシアティブ

アンケート紹介

2011.06.10(金)食物の安全性を考えるための放射能の理解


今回の原発事故に伴う放射能汚染に関連して、日本よりも年間積算放射線量がはるかに高い国があるので、あまり気にしなくてもよいと考えているが、実際はどうなのだろうか。(1年・文Ⅱ)

市民は「原発反対!」と大騒ぎするより、経済対策とか節電対策とか新エネ構想とかを考えるほうが大事だと思う。(2年・文Ⅲ)

3月中は、まさに被災地(仙台)にいたため、新聞は手に入らず、停電復旧後にようやく情報源としてテレビが利用できるようになった。主に、NHKを見ていたが、当初は「シーベルト」「ベクレル」の説明がなく、何となくまずそうだということしか分からなかった。1週間ほど経ち、ようやく単位についての情報が得られた。ただし、実際、どのように放射線に対応したら良いのかは分からなかった。(1年・文Ⅰ)

1960年以降の冷戦中、原爆開発などのための核実験により放射線量が今より高かったというのは印象的。当時、核実験を行っていた諸外国が、福島原発の事故を受けて、過剰な反応をしているのは、おかしい気がする。(1年・文Ⅲ)

今回の原発事故を通じて、新聞というメディアは利用しにくいと感じた。テレビに比べて、とっつきにくいし、インパクトも弱い。(2年・文Ⅰ)