高校の世界史では、銀に着目したテーマはあっても銅についてはほとんど触れられていなかったので新鮮でした。また、イギリスの産業革命を示すものはインドへの綿布だと習っていたので、それより少し早い銅が産業革命のメッセンジャーだという提案はとても面白いと思いました。(1年・文Ⅰ)
グローバライゼーションと反グローバライゼーションの動きを日本とヨーロッパの銅の流れから解説して頂き、具体的で資料データもありわかりやすかったのですが、そこからどうグローバル・ヒストリーにつながるのかがわからなかった。しかし、様々なモノの流れを捉えていくことは興味深いと思う。(1年・文Ⅰ)
「連関」と「比較」、この2つの方法が論点を非常にクリアにしていたこと、またグラフが様々な観点で示されていたことで、とても興味深くお話をうかがうことができました。資料の扱い方という面でも勉強になる講義でした。(1年・文Ⅲ)
私は日本史も学んできましたが、こういった形で日本と世界のかかわりを知ることができると、より理解が深まってきます。"連関+比較=>グローバルな歴史”という手法は歴史を考える中で重要だと思いました。(文Ⅰ)
オランダ東インド会社の資料だけでこれだけ新しい発見を得ることができるのなら、イギリス東インド会社などの資料を用いれば、資料同士の比較・対照ができ、新たな発見もできるように思いました。(1年・文Ⅰ)
日本銅とイギリス銅の違いが性質や用途にとどまらず、採掘等におけるエネルギーまで違うとは知らなかった。(1年・文Ⅰ)
「貿易」ということが、一番グローバル・ヒストリーの具体例として思い浮かびやすいテーマです。(1年・文Ⅲ)