高校のとき、いつのまにか西洋を東洋の上に位置づけていたのに気づいた。だが今日の講義で自分が東洋史を西洋との対比でしか捉えていなかったことにも気づいた。染みついている考えを変えるのは難しいが、アジアを中心にみる世界も楽しそうだ。 (1年・文Ⅰ)
ヨーロッパ中心史観の見直しは新しい時代を感じさせるが、アジア復権を主張するあまり、アジア中心史観で世界を覆っては元も子もないと感じた。 (1年・文Ⅲ)
扱っているのは既存の統計や歴史的事実なのにも関わらず、意味づけや因果関係の説明でまるで違った歴史観が生まれてくる。そういう面白さが歴史学にはあるのかと思った。 (1年・文Ⅲ )
世界の一体化が進み、一国だけの努力ではどうしようもない問題が数多く起こっているのに、現実ではその問題に取り組む体制がない。今回の講義で、国境を越えて起きている事象に目を向ける広い視野をもつことが重要だと感じた。(1年・文Ⅲ)
現代まで続いている歴史観を批判し、新たな視点から歴史を捉えなおすという姿勢に興味をもった。この授業では世界史を「世界史」として見つめなおし、あわよくば現代の世界をも考えてみたい。(1年・文Ⅰ)
最近の学問の傾向は、ひとつの領域にとどまらず複数の分野にまたがって考えるようになってきた。グローバル・ヒストリーも同様に、一国史的な考えでは対応できないことのために、地球的な視点をもつことで、より多くのことが理解できるようになるのだと思います。(2年・文Ⅲ)