香道 第2回 | Date:October 29, 2007

 2回の体験時間では香道の楽しさを十分にお伝えできなかったと思いますが、香道に興味を持っていただけたでしょうか。初めての香炉の灰作りはいかがだったでしょうか。
 最近若い方の入門が伝統文化全体に減っています。現在そして将来に受け継がれていくために、香道にはどのような改善が必要と思われるでしょうか。茶道や華道などの他の伝統文化と比較して論じてください。

 


::Comments [20]

takayuki said :

先生方も繰り返しおっしゃっていた通り、香道に必要な香木は、茶道や華道のお茶やお花と違い限られている、という問題も大事な問題かとは思いますが、それ以前に僕は、香道の知名度について気になりました。僕は古典の授業等で学び、昔から香りが大切にされてきたり、またそれに関するお作法もあることは漠然と知ってはいましたが、香道、という形で今も体系化されていると知ったのはつい最近です。それに対し茶道や華道の存在はもっと昔から知っていました。もとより僕の勉強不足のせいではありましょうが、それにしても茶道や華道のほうが、より一般的に知られていることも事実かと思えます。もっと知名度を上げることも、大切かと思います。

かなこ said :

香道は茶道や華道と同じように…・、むしろそれ以上に古くから日本あった文化なのに知名度が低いのが問題だと思います。
私はたった2回の授業で香道の面白さや奥深さを感じ、もっと学びたいと思うようになりました。
それは香道にはねり香や源氏物語と掛け合わせた遊びなど、いろいろな楽しみ方があるといったことを知れたからです。
香道にはそんなふうに親しみやすい魅力がいっぱいなのにもかかわらず、茶道華道に比べ知名度が低く、その存在をはっきりとは知らない人が多いと思います。
まず、これからは多くの人に知ってもらうことが大切だと思います。

みずき said :

今回の香炉作り、とても楽しむことができました。どちらも神経を使うなかなか難しいものでしたが、それだけに完成したときは嬉しくて、前回とはまた違う香りを感じることができました。
確かに香道は、茶道や華道と比べて私たちにとって遠い存在であるように思います。目に見えるものを扱う茶道や華道と違って、香りという目に見えないものを相手にするというとっつきにくさもその理由にあるのかもしれません。でも、だからこその魅力があるということを私は今回体験することができました。もっと多くの人が香道を体験できる場を作って、魅力を知ってもらえたらいいと思います。
 

M.O. said :

香道は、茶道や華道に比べ、名前だけでは具体的にどのようなことを行うのかわかりにくいということも、問題であると思います。一度体験すれば、香りを当てる面白さや、所作の美しさなど、魅力の多い伝統文化なので、まずは実際に経験してみることが大切ではないでしょうか。
先生もおっしゃっておられましたが、大学の学園祭などで香席を設け、広く一般の方々、特に若い人々に知名度を高めることは、効果的だと思います。

Y*S said :

思うに、香道の改善点という問題以前に、香道の知名度がとても低いというのが問題だと思います。
お恥ずかしながら、私は香道の存在をこのゼミで聞くまで知りませんでした。しかし、実際に体験してみると、作法の美しさや、香りで全身が癒されるという点で、香道はとても魅力的だと感じました。もしかしたら、知名度が低い要因としては茶道などに比べて使用するものが手頃な価格でないので普及しにくいというのがあるかもしれません。
しかし、そうであったとしても知名度をあげていくことは可能であると思います。今回はこのゼミで体験させていただきましたが、こういうように、香道を知ってもらう機会を増やしていけばいいと思います。今はアロマ もはやっていることですし、世の中の「香り」への関心は決して低くなく、むしろ高いと思います。
高校生でしたら、実際に古典でお香のことを授業で聞くはずですし、高校くらいから茶道を始める子が多いことから伝統文化への関心も高まる時期だと思います。高校生に体験する機会を与えれば、高校生はたいてい実家暮らしですから家に帰って家族に香道というのがあった、ということを親などの家族に話すでしょう。そうすれば香道の名前が高校生の家族にも知られるようになります。
とにかく、知名度をあげることが大切だと思います。

TK said :

 たった二回の短い時間ではありましたが、それでも香道の美しさを体感することができました。このような伝統文化を受け継ぐ人材が不足している現状はとても残念です。ですから、できるだけ具体的に何かよい対策がないものか考えてみようと思います。
 なぜ若年者の入門が減っているのか考えますと、まずは知名度の低さが問題です。わたしは今回、幸運なことに香道を体験することができましたが、一般的に申しますと“香道”という言葉すらまだ広まっていないのが現状です。この点が茶道や華道とは決定的に異なる点です。この対策として、ひとつは出版物などのメディアを利用した紹介があります。なによりもまず香道という存在を多くの人にアピールしていかなければならないでしょう。知名度が上がれば香道に興味を持つ人も確実に増えていくはずです。次に興味を持った人が香道を体験しやすい環境も大事でしょう。これは現在行われているようにカルチャーセンターなどでの講習会活動に任されるものでしょう。
 第二に、香道入門による拘束時間の軽減が大事なのではないかと思います。これは伝統文化全体に言えることですが、道に入門してしまうことで学業や他の趣味を犠牲にしなければならないような状況では若者離れは続くばかりでしょう。部活動やサークルなどから容易に始められる環境づくりが文化維持のためには必須だと思います。
 以上が私が思うところです。

ヨコ said :

先の講義は実際に香をつくったり所作を習ったり、不器用な私にとってはとても大変でした。

みなさんがおっしゃっている通りやはり香道の知名度が低いというのが問題かもしれません。香りを当てる源氏香などはゲーム感覚で楽しいし、日本の伝統文化といいながらも香木自体は海外からの輸入に頼るという事実も意外でおもしろいと思います。そういうことをカルチャーセンターや学校などで引き続き活動を続けて世間にアピールするのが適当かと思われます。そういう活動が功を奏して新聞の記事になったりすれば更に多くの人に知ってもらうことができると思います。

recoba said :

みんな知名度のことを言ってるのでそれ以外のことでも。伝統文化を受け継ぐというと国内をイメージしがちだけど、いまの時代、外国に広めるというのも一つの方法だと思う。 文化かどうか微妙だけどたとえば柔道、寿司などは外国に広まって少し姿を変えつつあるとはいえ確実な基盤ができあがっている。その点、お茶や花は外国でもある程度認知されているが香道はどうなのか。                                                                                             なんだか結局知名度の話な気がしてきたけど、まあ視点を変えてみたということで。

MOËT said :

先日の授業では、初めて香炉の灰作りを体験してさらに香道に興味を持つようになりました。所作の隅々まで神経をつかうのは難しかったですが、体験すればするほどその面白さを感じられるようになりました。
こういった伝統文化の道に入る人が減っているというのは残念なことだと思います。伝統文化と聞くと、なにか敷居が高そうな感じがして敬遠してしまう人も多いのではないでしょうか。もっと気軽に伝統文化に触れることのできる環境がととのえば、その魅力を多くの人に伝えることができると思います。

KM said :

茶道や華道などの他の伝統文化と香道を比較した時にまず問題となるのが、伝統文化としてではなく、現代の文化としての位置の差だと思う。
茶道や華道は伝統文化であるが、古くからの伝統とは余り関係のない「女性の嗜み」としての位置を近代に得ている。そのため現代でもカルチャースクールなど多くの場所で茶道や華道の講座が開かれ、女性が何か文化的な習い事をしてみたい時に選ぶものとして、気持ちとしても環境としても選びやすいものとなっている。
それに対して香道は現代でも伝統文化として位置づけられ、気軽に挑戦してみる習い事ではなく、趣味の領域となってしまっている。
伝統文化全体としての問題に加えて、この位置づけの差がある事が、香道がマイナーとなってしまっている大きな原因ではないだろうか。
では、香道は現代の文化としてどのような位置を探ればよいのだろう。
現代では、アロマセラピーなど気軽に香りを楽しむ文化が定着しつつある。私はこの風潮に乗って一般の人が気軽に和の香りに触れる機会を増やしていければ良いのではないかと考える。
形式などは全く必要としない、誰にも習う必要がなく、一人で楽しむ事ができる、新しい和の香りの形を作る。伝統的な形式は勿論大切なものだが、気軽に楽しむ香りの1つとして和の香りが定着すれば、そこから更に伝統的な形式に触れてみたいと考える人も多くなるのではないかと思う。

AA said :

知名度の低さもさることながら、茶道や華道に比べて実用性が低いということもあるかもしれません。茶道でしたら懐石を食べる時などちょっとした時に作法を知っていると良い印象を与えますし、華道も家などで花を生けるときに役立ちます。それに比べて香道を学ぶことは、あくまでも香席の場でのみの嗜みだと認識されているように思います。しかも香席が設けられること自体、茶会に比べると少ない。
皆さんも書いている通り、最近はアロマテラピーやキャンドルなど香りへの関心が高まっています。それと絡めて、香りを通じて「癒し」を与える手段として和の香り(香木?)を提案してみるのも手だと思います。エッセンシャルオイルだのハーブだのは置いといて、日本人ならまず香木でしょう。のような。そこから香道への興味も深まるのではないかと。また、源氏物語も漫画などの影響で、教養として女性に広く知られているように思いますし、源氏物語から興味を持つ人も多いと思います。
喧騒から離れてゆっくり香と向き合う時間が「癒し」として定着することを期待します。

Tjutju said :

私も香道にはある程度の現代化が必要と考えます。茶道や華道は海外での評価が逆輸入されて日本で見直される一因になった所がありますが、香木が自由に輸出入ままならない品である以上香道ではその手は余り期待出来ないという不利な点が有ります。香道の本質が香りに静かに向き合うことで自分を見つめる、或いは心を浄化するという所に在るならば必ずしも入手困難な香木を使う必要は無いでしょう。香木を使う形式も伝統として残って欲しいと思いますが、せっかくアロマブームなどで香りに対する関心が高まっているのですからそれを香道に取り入れていけば香道人口を増やすことが出来、結果として伝統的な香道に関わろうとする人も増えるのではないでしょうか。香木が仏教伝来と共に外から日本に入ってきたものであってみれば、今新しく日本に入ってきた香りを同化していくのもありだと思います。

Mitsu said :

今回は、少ない時間でしたが「香道」を体験できたことを非常にうれしく思います。
僕の中では、やはり日本文化に通底する「型」の文化であるという印象を受けました。
僕は歌舞伎や文楽が好きでよく見に行くのですが、これらも「見得」を切るときに、
必ず型を作ります。そして、その型にはいくつかの定式があります。
香道において、僕は灰作りに「型」を感じました。一つ一つの所作が決まりきったものではあるけれど、
洗練された美しい「型」だと思うのです。
最近の若い人の伝統文化への入門が減っているのは、これもまた「型」にあると
僕は思います。なぜなら、「型」は一見堅苦しくみえるからなのです。
若い人は「堅苦しい所作を覚えないといけないなんて、なかなかその文化を楽しめない。」と
短絡的に考えてしまう傾向にあると思います。しかし、実際に伝統文化に触れてみると
わかることなのですが、「型」というのは苦しい形ではないのです。(一部の見得は別として)
たとえば、正座がそうです。確かに、最初は正座は足がしびれるし、いやなものです。
でも、どうでしょう。考えてみれば、「体操座り」のほうがよっぽど苦しい型だと思います。
神戸女学院大学文学部教授の内田樹氏が著書『疲れすぎて眠れぬ夜のために』で述べていますが、
体操座りというのは、身体の器官を明らかに圧迫しています。
慣れれば、正座のほうが背筋がしゃんとして、非常に気持ちがいいというのは、
氏がそう書いていますが、私もそう思います。

また、伝統文化の入門について言えば、価格的な問題もあるといえます。
正直、伝統文化を学ぶために師範につくには相当のお稽古代が必要です。
現在、僕が入っている長唄のサークルでは師匠はボランティアでやってくださっているという、
非常に感謝すべき状況にあるのですが、無料でなくても少なくとも学生の可処分所得の中で
分配する気になれる程度の、たとえば月千円といった程度の、お月謝にすることも
肝要なのではないかと思います。

香道の実習は楽しかったですし、また香道そのものの魅力にも惹かれる実習でした。
東京大学には香道のサークルはないですが、もし他大やその他の機会に
香道に触れるチャンスが与えられたなら、ぜひまた楽しみたいものだと思います。

最後に、指導をしてくださった師範の方々にお礼申し上げます。

やまも said :

みなさんも書いているように、やはり知名度の低さが最大の問題だと思います。私自身、この授業に参加するまで香道というものの存在自体知りませんでした。なぜ茶道や華道は日本人ならば誰でも知っているのに、香道は知られていないのか。それは「香り」という目に見えず、あまりに主観的なものを対象にするという点が大きいのではないかと思います。前回の課題でもふれた様に、香りというのは言葉で表現する事が難しいし、さらに個人によってその表現方法が全く異なるため、どうしても「えもいわれぬ香り」などといった抽象的な表現になってしまいます。そのため香道を知らない人に、そのすばらしさを伝えるのが難しくなっているのではないでしょうか。また、茶道や華道と違って香道の様子をテレビで放送する事ができないこともあげられると思います。作法の美しさは伝わっても肝心の香りが伝わりませんからね。
まぁ知名度を上げるには中学校の教科書に載せるのが一番いいと思うんですが、そもそもなんで載ってないんでしょうね。

Veilchen said :

今回の香道体験を人に話したところ、みんなあまり香道について知ってはいないようでした。香道をする人が増えるようになるためには、まず香道の知名度の上昇が必要だと思います。具体的な方法としては、たとえば高校などのクラブ活動に取り入れたら、文化祭などでお手前をする機会もあるでしょうから知名度は上がると思います。
それと、香道を知ってはいても気軽に体験する機会があまりないのも、する人が少ない原因のひとつだと思います。現に私は香道は知識として知っていても、香道は昔のものだという感覚で、そもそも現代にそれを体験する機会がある機会があるということを知りませんでした。
もうひとつ、金銭面の話ですが、香道は金銭的負担に見合う以上の魅力があると思うので、きっかけさえあれば続ける人は増えるのではないかと思います。

K.U. said :

 練り香と香炉の灰作りはどちらもかなり繊細な技術が必要で思っていたよりもずっと難しいものでした。とても貴重な体験になりました。
 僕は茶道や華道は前から知っていたのですが、この香道の授業を受けるまで香道というものの存在を知りませんでした。一般的にもそうだと思いますが、香道は今の若い人にはあまり知られていないと思います。  その理由としてはお茶や花はそこら中に店があふれているのに、香木を売っている店は僕の見落としかもしれませんがとても少ないからだと思います。これから香道が将来に受け継がれていくためには、香道のよさを多くの人に知ってもらえるように宣伝していく必要があると思います。

Y.K. said :

なぜか私の周りには香道のことを知っている人が多かったのですが、茶道、華道に比べて知名度が低いのは確かです。茶席を体験する機会はあっても、香席を体験する機会はまずありません。また、華道は体験する機会は少ないとしても、花という視覚的にとらえられるものが残るので、本などで紹介しやすいと思います。このため茶道や華道は香道に比べて知名度が高いのかもしれません。そして、知名度を上げれば香道を嗜む人も増えるのではないでしょうか。
しかし、それだけではなくみなさんも言っているように、ある程度作業を簡略化するなど香道に親しみやすいようにする工夫が必要でしょう。例えば授業でも誰かが言っていましたが、練り香や香木を香炉ではなくアロマポットに置いて使うなどの工夫をして手軽に楽しめるようにするのです。そうすれば金銭面の問題も少しは解決します。型を壊すことには抵抗があるかもしれませんが、それはあくまで香道に親しんでもらう工夫であって、興味を持った人は自然と伝統の型を追求していくと思います。

sn said :

今回香道を体験させていただけたことは本当に幸せでした。
もっと多くの人に香道の魅力を知ってほしいと思います。そのためにはやはり香道の認知度を上げることが大切でしょう。
たとえば中学校や高校でよく茶道部や華道部はあっても、香道部は聞いたことがありません。大学のサークルでもその状況は変わりません。そういう身近なところに香道が入ってきてくれたら良いなと思います。費用の関係もありますから、本当にお香を立てるのは年に何回とかにして、他の時間はお作法の勉強をしたり、源氏物語など香道が関わっている文学作品やその時代の文化について学んだりしても楽しいのではないかと思います。先生が持っていらっしゃる教養がとても素敵だと感じたので・・・・。
そこまでいかなくても、学校では必ず古文を習います。授業中、折に触れて香道の紹介をしてもらえたら香道に関心を持つ生徒はきっと出てくると思います。
ただ、あまりにも多くの人が香道を習おうとすると、ただでさえ量に限りのある香木の希少価値はもっと上がってしまい、逆に香道の存続を脅かしてしまうかもしれません。安価なまがいものが出回る恐れもあります。それも香道が持つ茶道や華道にはない難点でしょう。
そういった難しいところまできちんと教えながら、地道に認知度を上げていく必要があるかと思います。

y.y. said :

他の伝統文化にも言えることではありますが、香道に対する、堅苦しい、つまらない、等のイメージを変えていくことが必要かと思います。自己紹介などの際に、私が中高で茶道部に所属していたことをお話しすると驚く方が大変多いのですが、それもそうした伝統文化に対する多くの人々のイメージの表れではないかと思います。イメージを変えていくためには、今回私たちがやらせて頂いたように、体験講座などを学校教育の場などで開いていくなどの地道な努力が必要ではないでしょうか。

keiko said :

2回の実習でしたが、香道の魅力はすごく伝わりました。私も機会があればいつかまた触れてみたいと思いました。
茶道はフィクションでもよく取り上げられますし、華道も有名な方がテレビでよく出ています。囲碁や将棋なども漫画などに取り上げられて、人気が出てきていると聞きました。知名度を上げるには香道も同じようにメディアに乗ることが大切なのではないでしょうか。源氏香を芸能人がするのを見ればみんな興味が湧くと思います。伝統文化の側面からいうと、私の先入観かもしれませんがもともと上流階級の道楽のように思えるので、あまり一般市民はする時間がないように思えます。もし一般市民にまで広げようと思うなら、まず家庭でも楽しめるように改善していかなければならないと思います。たとえばフローリングの部屋でもできる型を創出したりモダンな香壷のラインを出したりすれば新しくていいと思います。もし、今までのように、伝統的な香道を将来に伝えようとするなら、親子で参加できる機会などを折に触れて開けば、少しずつでも知名度は上がるし、子供が大人になった時に、またその子供にも体験させようと思うのではないでしょうか。伝統文化とは本来そのようなものだと思います。
最後にこのような体験をさせてもらえたことに感謝します。先生方、本当にありがとうございました。

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