第9回オープンセッションを行いました。
当日はベトナムの知的財産法に基づく地理的表示と商標の登録に関して活発な議論が行われました。
【日時】2015年8月19日(水) 10:00-11:30
【場所】 東京大学 駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2
【報告者】グエン・フオン・トゥイ(Nguyen Phuong Thuy)ベトナム国家大学ハノイ校 人文社会科学大学 講師
【使用言語】 日本語
【題目】ベトナムの知的財産法に基づく地理的表示と商標の登録
【コメンテーター】小島立(九州大学准教授)
【要旨】
ベトナムでは、ドイモイ以降、経済開発に対する観点の変更とともに、各地方の経済開発と緊密な関係のある産地の名称の保護制度に対する政府の認識が高まってきた。ベトナムでは、知的財産法に基づく商標制度の下、産地の名称は団体商標、証明商標、さらには独自の地理的表示制度によって保護を受けられることになっている。この三つの保護形式の概要と事例を紹介する。
【連絡先】contact*ealai.c.u-tokyo.ac.jp (*を@に変えてください)