ソウル大―東京大 テレビ会議システムによる英語教育の計画
ソウル大学と日本の東京大学の学生たちが、テレビ会議室システムを用い、英語で行われる討論形式の講義を共に履修できるようになった。授業は、両国の共通の関心事である東アジア経済協力をテーマとし、学生たちはテレビ会議システムを利用し、同時に授業を受けられるようになる。
ソウル大と東大は、今回の共同講義が一方的な講義ではなく、双方向の授業になるようにするため、受講生を30名程度に制限し、リアルタイムで討論と質疑応答を行う方式を導入する。また、それぞれの大学の学生が、共にチームを作り、課題を提出したり、プロジェクトを遂行したりするなど、交流の機会を持つようにし、学生と教員が韓国や日本で直接会って、講義の成果を話し合う共同セミナーも検討中である。
日本の大学の学期は、わが国より1ヶ月遅く始まるため、1学期のうち2ヶ月間共同講義を行い、残りの期間は各大学で講義を行い、学生たちはそれぞれの所属大学で単位を取得することになる。 (翻訳:松田 春香)